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冒頭でも述べたように、まず青年期の年代区分について説明することにしましょう。「学齢期」のページで昭和22〜40年と紹介したので、次の青年期にあたる年代は昭和41年〜としました。ですが、発達心理学上で言うと青年期というのは15歳〜25歳くらいまでを指しています。15歳〜18までのことについては前のページにも載せているため、ここでは高校卒業後から25歳くらいまでの範囲ということで紹介していきたいと思います。
この青年期、「団塊の世代」は高校卒業後、就職するにしても進学するにしても多くは東京へ出て行きました。最初は学生運動に積極的に参加していましたが、時代の変化とともにしだいにそういったものへの関心は薄れていったのです。また、ファッションに興味を抱く人が増えたのもこの時期です。今の若い世代と比べるとちょっと遅いですよね。
グループサウンズが流行り、ジャズ喫茶やゴーゴー喫茶などは週末ともなると大勢の人でごった返していたといいます。「団塊の世代」は日本の高度経済成長後、初めて青年期を過ごした世代といわれています。彼らは次々入ってくる欧米の文化と日本文化を上手にミックスさせて楽しい青年期を過ごしていたと言えるでしょう。さらに当時の遊び方が現代の若者文化のベースになっていると言っても過言ではありません。
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「団塊の世代の青年期」の項目のところに書いたとおり、青年期が15歳くらいから始まるとするなら思春期と重なりますよね。インターネット上では思春期という言葉を精神的な成長を意味する青年期と一緒にして使っていることもあります。ですが、もともと思春期というのは身体の変化をあらわす言葉として使うため、青年期とは違うものと言ってもいいでしょう。
「団塊の世代」の時代は高校生から25歳くらいとされていた青年期も最近では、まわりの環境の変化などにともなって30歳または35歳くらいまでの年齢層とする傾向も強まってきています。こう考えると「団塊の世代」の人たちは現代の若い世代よりも精神の成長スピードが速かったのかもしれませんね。
そのほか、青年期と成人期のあいだに「ポスト青年期」といわれる新しいライフステージがあらわれ始めているんですよ。これは、もしかしたら自立期とも言うことができるのではないでしょうか。特にこの世代は引きこもりやパラサイトシングルなどの社会的問題を多く抱えています。
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