団塊の世代 ガイドブック  

壮年期(H4〜H14)

壮年期を辞書で調べてみると、「働き盛りの年頃」と書かれています。一番脂ののった元気のいい時期とも言えるでしょう。壮年期というのは男性限定で使われることが多いようですね。もちろん「団塊の世代」にも壮年期はありました。どのように過ごしたのか見ていきましょう。

団塊の世代の壮年期

団塊の世代の壮年期

まずは壮年期の説明からすることにしましょう。壮年期についても様々な年齢区分があります。1970年代に当時の通商産業省(現:経済産業省)によって生涯を乳幼児期、少年期、青年期、壮年前期、壮年後期、高年期に分けることになりました。そのほか、児童福祉法によると壮年期は30代後半〜50代とされていたり、違う解釈では30代〜40代半ばだったり色々です。

ここでは壮年前期・後期という分け方を前提にお話しようと思います。この区分でいくと、壮年前期が30〜44歳、壮年後期が45〜64歳ということになります。冒頭でもお話したように、「団塊の世代」に限らずあらゆる年代で壮年期はエネルギッシュな良い時期とされています。では、「団塊の世代」がどんな壮年期を送っていたのかというと、ちょうどその時期はバブルがはじけて不景気が続いていました。

特に男性に関していえば、自分の身体や家族のことをそっちのけで会社に身をささげる人が数多く出てきた時期です。 年功序列制度でしかも賃金も高いのが「団塊の世代」が壮年期だったときの勤務形態でした。これがその後1990年代〜2000年前半にかけて若い世代が悩まされた就職難の原因ともささやかれています。




日本の出来事(H4〜H14)

「団塊の世代」は壮年後期にあたるこの時期、日本ではどんな出来事があったのでしょう?10年という期間の中から、おもな出来事を選んで紹介しましょう。

1992年(平成4年)

東海道新幹線「のぞみ」が運行開始しました。
NASA のスペースシャトル「エンデバー」で日本人初の宇宙旅行に出発しました。

1994年(平成6年)

お米不足による「コメパニック」が起こりました。
カーナビが大ヒット商品になりました。

1996年(平成8年)

狂牛病騒動が起こりました。
世界最大規模の東京三菱銀行が誕生しました。

1998年(平成10年)

長野冬季オリンピックが開催され、日本人選手が大活躍しました。
日本初の火星探査機「のぞみ」が打ち上げに成功しました。

2000年(平成12年)

2000年問題が起こりました。
チャイルドシートが義務化されました。

2002年(平成14年)

日韓共同のサッカーワールドカップが開催されました。
失業率が初の5%台になりました。



壮年期からの健康管理が重要!

壮年期からの健康管理が重要!

壮年期に入り、急に気になりだしてくるのが健康に関してではないでしょうか。それまではあまり気にしていなかった身体のことも年齢を重ねるごとに心配になってくるものです。特に今、テレビなどでも話題になっているメタボリックシンドロームには注意しなければなりません。

壮年期からちゃんと健康に気を配ることが定年退職後の快適な生活にもつながります。体調を維持するためにも定期的に健康診断を受けることをおすすめします。あと、できれば体重や体温、脈拍などセルフチェックもしたほうがいいですよ。ここで、健康な身体作りのポイントをいくつか紹介しましょう。

正しい食生活

コレステロールやカロリー、塩分の摂りすぎに注意し、なるべく多くのカルシウムを摂取するように心がけましょう。生活習慣病の予防に役立ちます。

適度な運動

筋肉は動かしていないと固まってしまいます。運動は筋力や持久力をつけ、心肺機能を改善し、関節の動きを良くし、骨を丈夫にします。さらに神経の活動も高めるので、ストレス解消にもなりますよ。ムリをしない程度にやりましょう。

休養と睡眠

壮年期以降は生理的な問題もあり、不眠に悩む人も多いと聞きます。良い睡眠をとるには、適度な仕事や運動、趣味・娯楽による気分転換はもちろん、寝具や寝室などの環境を整えることも大切ですよ。どうしても眠れないのなら、医師に相談するのもいいでしょう。

ストレス解消

精神的なストレスを取り除くことも忘れないでくださいね。ストレスを上手に解消するコツを身につけることが重要です。まわり人に相談してもいいですし、趣味やスポーツに打ち込むのも効果的ですよ。
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